実は料理が趣味だったりします。
どうも、おもちです
おもちの人は大柄な男なわけですが、実は料理が好きです
すっごい後ろ向きな理由から始めたわけだけど、現在までずっと続いているし人生においてとっても役立つスキルとして重宝しています。
こんな私ですが、高校生で実家に住んでいたときまでは料理をするどころか食べ終わった皿さえ片づけないどうしようもない人でした。
そんな人間だったものだから親は料理ができるようになってびっくりしたでしょうね
1. はじめての一人暮らしと親の愛
2. まずいものを食べなければならない苦痛の日々
3. 親との喧嘩の末に手に入れた自由
4. 料理の楽しさに目覚める
5. 料理が人生に与えてくれたもの
1. はじめての一人暮らしと親の愛
大学に進学するときに、実家からは通えない遠さの大学に行くことにしたため、はじめて一人暮らしをすることになりました。
親からは実家から通える国立大学に行ってくれと言われていましたが、とても興味がある研究やっている研究室があるんだと説得して実家を出ました。
高校生までは家庭科の授業でしか料理を作ったことが無い
それくらいに料理には全く興味もなく、何も考えることなく親が作ったご飯を食べ続けていました。食にも特に興味がありませんでした(※このころデブでした)
そんな人間だったので親は心配だったんだと思います。
昼ご飯と夜ご飯が大家さんの経営する食堂で食べれる、下宿(?)というスタイルの部屋を契約してくれました。
家賃7.5万円/月でここに入居させてくれました。
このまま一人で暮らしては食べることができずに困るんじゃないか
親の愛ですね、昔は( ´_ゝ`)フーンくらいの気持ちでしたが、お金を稼ぐようになった今ならどれだけ大変なことかわかりますね
後になって思えばこれがターニングポイントでした。
2. まずいものを食べなければならない苦痛の日々
もうタイトルでわかりきっているとは思いますが、この下宿のご飯がまずかった・・・
すっごくおいしくなかった…
メニューは毎日決まっていて、選択肢はありません。用意したご飯を食べるしかありません。
まあ苦痛なく食べられるのは2日に1食くらいだったので、ヒット率25%のマズメシ食堂ですよ!恐ろしい!
おいしくない以外にも食事つきアパートは以下の点でよくなかったです。
1. 好きなものを食べられない
2. ご飯の時間と場所を拘束される
3. 食費のコントロールができない
それぞれ解説します
1. 好きなものを食べられない
「今日はラーメンが食べたい!」「今日は和食がいい!」
そんな権利は一切ありません。
今晩はカレーだから!と言われればカレーです
考えてみれば実家にいた時と変わらないのに何が不満だったんだろう?
多分まずいから、だから嫌だったんだと思います。
2.ご飯の時間と場所を拘束される
昼ご飯は11:00~14:00、夜ご飯は17:00~20:00などのように食べられる時間が制限されているわけです。
つまるところ、この時間に必ず家に帰りご飯を食べなければならない。
この時間を逃すと食費を払いながらご飯を食べられず無駄になります。
これがあることで、せっかくできた友達とご飯を食べに行くこともできないし、今は集中力が尽きるまで勉強or趣味などをしたいというときもご飯を食べにいかなければならないし、この時間にバイトも入れられない。
ほんとに息苦しいです。
3. 食費のコントロールができない
家賃に食費が組み込まれているので食費の低減ができません。
好きなものを食べようとしたときには追加で食費がかかります。
食べない食事にお金を払ってるなんてもったいない
食べるよりもやりたいことなんてあの年代ではいくらでもあります。
…だから親が心配したんだろうけど
こんな感じでメシマズ下宿だったので、3か月ともたなかったです。
もうほんとマズイ飯を食べなければならないのも嫌だし、食べないことでお金がかかるのも嫌だし地獄のような日々でした。
そして私はキレ散らかすことになったわけです。
3. 親との喧嘩の末に手に入れた自由
おもち「もう無理だ!飯がまずい!この下宿を出たい!」
親「ばかやろう!どれだけお金かけてあの下宿に入れたと思っているんだ!」
おもち「それでも飯がまずいし時間も拘束されてつらい、もう嫌だ」
親「あの下宿を出たとしてご飯はどうするんだ!お前に作れるわけないだろう!」
おもち「うるせー!自炊でもなんでもやってやる!だから普通のアパートに引っ越しさせくれ!」
親「…そこまでいうなら仕方ない、引っ越しを許可しよう。でも今まで食費だったぶんは仕送りしない、自分で稼いで食べていけ」
おもち「その条件でいい、引っ越そう」
その後、普通のアパートに引っ越してコンビニで深夜バイトを始めました。
食べたいものを食べたいときに食べる
かけがえのない自由です
ついに手に入れた自由、最高です。
ただやっぱり、自炊しないと食費が持たない
食費を節約しないと他のことにお金をかけられない
ご飯つくらなきゃだな、とりあえず包丁まな板フライパンを買ってこよう
4. 料理の楽しさに目覚める
まずい!くっそまずい!
もうこの記事でまずいまずいって言ってますけど、やっぱり自分で作ったご飯はまずかった
調味料とかその辺の概念が無かったからだ
ただ味噌をといただけの出汁無し味噌汁
下味なしの肉を焼いたもの
全然わからなかった、おいしい料理ってどうやって作るんだろう?
ここで気が付いたわけですよ
実家のご飯美味しかったな
ここはご飯をおいしく作れる人に聞くのが早いな
そう思った私はうっとうしいくらい母に電話をかけて料理のコツを聞きまくって、レシピ本とかもコンビニバイトの時に立ち読みして味付けについて学んだのです。
きっと味付けにも定石みたいなものがあるはずだ、自分でアレンジする前に基本を身に着けることが上達の基本だ
たぶん楽器の上達とかとおんなじなんだろうな
とにかく作っては味を見て反省して、また作って食べて反省して、フィードバック制御してちょっとずつ美味しいものが作れるようになってきて、だんだんご飯を作るのが楽しくなってきました。
やっぱり工学系に進んだだけあって、何かを作ることが好きなので向いていたんだと思います。
上達するって楽しい
5. 料理が人生に与えてくれたもの
たぶん人生で手に入れたスキルの中で最も手に入れてよかったもの3選にきっと入ると思います。
なにがよかったかというと
・食費を抑えることができる
・自分の好きな味を具現化できる
・とっても手軽にものを作る楽しさを感じられる、しかも後に残らないので場所を取らないし基本低コスト
・人が食べて喜んでくれる
とくにこの人が食べて喜んでくれるってところがとてもいいです。
妻にも喜ばれるしいいことしかないですね
最後にこの辺のレシピがいいらしいよってところを紹介しておきます。
・白ごはん.com https://www.sirogohan.com/
ここほんとハズレレシピに出会ったことがないです。何作ってもおいしい、おススメです。
・料理研究家リュウジのバズレシピ https://bazurecipe.com/
よくTwitterとかに流れてくるとこのレシピ、たぶんとてもよさそう。
普段食べる料理くらいならレシピに忠実に作れば特に難しいことは無いし、とても敷居の低い趣味なのでぜひおすすめです。
ではではー